コカ・コーラが独自電子マネー　自販機42万台で利用可能に

　日本コカ・コーラは11月10日、電子マネー「Coke ON Wallet（コークオン ウォレット）」を11月下旬から提供すると発表した。公式アプリ「Coke ON」（iOS／Android）での支払手段として利用でき、全国42万台の対応自販機で使用できる。

事前チャージで5％ポイント還元。2023年3月31日までは、10％を還元するキャンペーンを行う

　登録した銀行口座からチャージでき、1000円以上チャージすると5％をポイントとして還元する。ポイントはCoke ONを使った製品購入時に利用できる。2023年内には、Coke ON対応自販機での現金チャージにも対応する予定だ。

　Coke ON Walletはスマートフォン決算システムなどを手掛けるインフキュリオン（東京都千代田区）と共同運営する。インフキュリオンはこの電子マネー（前払式支払手段）の発行者となり、決済およびポイントの発行管理を行う。

インフキュリオンが決済サービス部分を担い、銀行口座からのチャージには日本電子決済推進機構（JEPPO）が提供する「Bank Pay」を利用する