ヘルスケアスタートアップのおいしい健康、味の素と資本業務提携

 おいしい健康は1月11日、味の素を引受先とする第三者割当増資を実施し、「食を通じた、世界の健康創造」へ向けて資本業務提携契約を締結したと発表した。

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 同提携では、同社の「AI献立・食事管理支援サービス」「食と健康のビッグデータ」「医療ネットワーク」と、味の素の「国内外顧客とのタッチポイント」「アミノ酸、ヘルスケアの研究開発力」「味の素グループ人材・資本」を掛け合わせ、食と健康のプラットフォーム構築の推進や、パーソナライズされたプロダクトによる食体験を提供していくという。

 おいしい健康は、AIによる献立・栄養管理支援アプリ「おいしい健康」を提供。ひとりひとりの健康状態にパーソナライズした食環境を実現し、医療機関や薬局、製薬会社などとの協業を通じた疾患治療支援のほか、一般生活者に向けた病気予防を支援してきた。

 加えて、これまでブラックボックスであった家庭内の食事と栄養を、DX(デジタルトランスフォーメーション)によって高度に最適化・見える化することは、医療費抑制やQOL向上といった社会課題解決に大きく寄与するものと考えているという。

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 今後は、デジタル技術を活用した生活者の健康および、食体験の価値向上のほか、デジタル領域から食卓までがつながる新しい食体験の提供、食と健康に関するエビデンスの拡充と高度化を協業して目指すという。

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