富山県高岡市にある高岡eスポーツカップ実行委員会は、定期的なeスポーツ大会「Takaoka Esports Cup-プレシーズン」を開催することを発表した。富山県初のeスポーツ拠点施設「Takaoka ePark」にて、7月11日から11月7日にかけて開催予定。
Takaoka Esports Cupは、2020年4月にオープンした富山県初のeスポーツ拠点施設Takaoka eParkで初めて行われる大会となる。7月11日からスタートする「プレシーズン」は、賞金総額が50万円。ゲームタイトルには「Shadowverse」と「GRANBLUE FANTASY Versus」を採用。第1回予選は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、オンラインで実施する。12月から3月まで開催する「シーズン1」は、賞金総額が100万円。1年間に2回のシーズンに分けて大会を実施していく。

富山県内ではこれまで、地方初のeスポーツイベントの先進例と言われるToyama Gamers Dayなどのイベントを2016年から実施してきた。そして今回、富山県で唯一のeスポーツ拠点施設としてTakaoka eParkが新たに高岡市にオープン。同施設は、富山県のプロeスポーツチーム「TSURUGI TOYAMA」の活動拠点でもあり、eスポーツ関連事業のeスポーツ塾・大会・交流会のほか、プログラミング教室事業やイベント開催、セミナーなどで活用できる施設レンタル事業などを行う複合施設となっている。
同大会は、年間を通して定期的に開催される。eスポーツプレイヤーの活動がより充実し、若者にとって挑戦する機会になることを目指す。また、初心者から上級者まで幅広いユーザーを県内外から呼び込むことで、eスポーツの振興はもとより、中心市街地の賑わいと地域経済の発展を目的としている。