ライブ・エンタテインメント領域のチケット購入データを広告配信に活用!「PIA DMP」のご紹介

 2019.09.12  デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社

AudienceOne®の企業間のデータ販売取引プラットフォーム「Data Exchange」において、ぴあ株式会社(以下、ぴあ)が提供する「PIA DMP」データを販売しています。これにより、エンタメ系をはじめとするぴあが運営するメディアやECサイトのチケット購入データや購入プロセスデータを活用することが可能となりました。

今回は、「PIA DMP」データの活用方法について、ユースケースを交えながらご紹介します。

なお、Data Exchange で取り扱うデータを広告配信で活用する「AudienceOne Connect®」サービスに関しては、サービスサイトをご参照ください。 

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「PIA DMP」とは

ぴあは、ライブ・エンタテインメント領域を中心にチケット事業、メディア事業、コンテンツ事業、ソリューション事業を幅広く展開する総合エンタテインメント企業です。音楽・スポーツ・演劇・映画・各種イベントのチケット販売を行うECサイト「チケットぴあ」、最新トレンド、エンタメ、ライフスタイルに加え、ママ、ディズニー、グルメ、女子、アニメなど多数のジャンルを展開するメディア「ウレぴあ総研」、エンタテイメント情報アプリ「ぴあ」、映画情報サイト「ぴあ 映画生活」といったメディアを運営しています。

これらに蓄積された様々なユーザーデータを集約したぴあのプライベートDMPを「PIA DMP」としてリリースしています。

PIA DMPとは

「チケットぴあ」では、約1,700万人を超える会員データや年間約15万公演、7,000万枚以上発券される音楽、演劇、スポーツ、2.5次元などのチケット購入・購入プロセスデータ(※1)を蓄積しており、エンタメ業界の広告・マーケティング戦略、プロモーション活動などに幅広く活用されています。

※1:2018年3月末時点

「PIA DMP」データを使ってできること

「チケットぴあ」のチケット購入データや購入プロセスデータ、「ウレぴあ総研」の「ディズニー特集」「ハピママ*」「うまい肉/うまいめし」の記事閲覧情報をはじめとする、各メディアにより蓄積された嗜好性の高いオーディエンスデータを用いた効果的なターゲティング広告配信が可能です。

チケット購入データを用いたターゲティング広告配信

音楽の有料ライブや興行チケットを購入している、または購入意向の高い「チケットぴあ」のオーディエンスデータを広告配信に活用いただけます。また、大きく音楽やエンタメといった粒度だけでなく、J-POPやROCK、ヴィジュアル系やジャズといった音楽ジャンル別から音楽ロックフェスやミュージカルといったシチュエーション別のセグメントにより、ニーズに合ったピンポイントな広告配信が行えます。

チケットぴあ-チケット購入

嗜好性の高いオーディエンスデータを用いたターゲティング広告配信

エンタメ、レジャーといったジャンルをはじめ、「ウレぴあ総研」の「ディズニー特集」や「ハピママ*」「うまい肉/うまいめし」といったメディアに親和性の高い興味関心オーディエンスセグメントをご用意しています。1つのメディア内でも閲覧記事の傾向に沿った多様なセグメントを作成しているため、ニッチな側面からでも十分なボリュームを担保し、キャラクター好きやママ層、グルメ層などの他社にはない独自セグメントでブランディングや認知獲得に寄与します。

ウレぴあ総研

 

想定されるユースケース

「PIA DMP」データを活用した広告配信によって特徴的なユーザーにアプローチできます。
 例えば音楽や音楽フェスに興味のあるユーザーへの訴求を行いたい商材や案件であった場合は、「PIA DMP」の「音楽_音楽ロックフェス」といったセグメントをご利用いただくことで想定ユーザーに合致した的確なターゲティングを行うことができます。

より明確なペルソナをお持ちの企業様は、「PIA DMP」セグメントと、AudienceOne®の推定データなどを掛け合わせてご利用いただくことで、さらにペルソナに近いユーザーへの効率的なアプローチが可能です。セグメントの組み合わせ方や訴求ストーリーに合わせたユースケースの一例をご紹介します。

1. プロスポーツ系クライアント:スポーツ観戦の訴求

  • 「PIA DMP」の「スポーツ(すべて)」× AudienceOne®の「居住地・勤務地」セグメント

サッカー・野球などのプロスポーツ観戦に興味のあるユーザーに対し、試合開催地周辺に絞った試合観戦やイベント訴求が可能です。また、特定地域(イベントの開催地など)を除外することで遠征ユーザーにもピンポイントな訴求をすることができます。

プロスポーツ系クライアント-スポーツ観戦の訴求

2. キャラクターコンテンツ事業系クライアント:キャラクターIP、コンテンツ連動企画などの訴求

  • 「PIA DMP」の「ディズニー(すべて)」セグメント × AudienceOne®の「性年齢」セグメント

ぴあのメディア「ウレぴあ総研」では多数の東京ディズニーリゾートやディズニー関連情報を提供しており、多くのディズニー関心層に閲覧されています。これらのディズニーをはじめとするキャラクターコンテンツ自体への興味が高いユーザーに対し、広いアプローチでキャラクターやコンテンツを取り扱うイベント企画への集客やコラボ企画商品への訴求が見込めます。

男女ともに人気のあるコンテンツのため、訴求したい内容に合わせて男性や女性といったAudienceOne®のセグメントを掛け合わせることでさらに特定の層へのリーチも可能です。

3. 家具・家電販売系クライアント:寝具・家具インテリアの商品訴求

  • 「PIA DMP」の「アニメ(すべて)」セグメント

自宅で過ごすことが多いと想定されるアニメ視聴ユーザーに対し、アニメ視聴環境を整える『ハイテク家電』の商品訴求をすることが可能です。また、ベッドマットレスなどの寝具といった、より快適な生活環境への商品訴求を行うこともできます。

※ 前者(ハイテク家電)には「アニメ_アニメ・ゲーム音楽」セグメントを使用、後者(寝具)には「アニメ_2.5次元」セグメントを使用と、アニメ関連セグメントのみを使い分ける、といったことも可能です。

まとめ

「PIA DMP」との連携により、ライブ・エンタメユーザーへの幅広いアプローチが可能となりました。

ぴあの持つ多様なメディアのオーディエンスデータは、ユースケースで紹介した業界に限らず、消費意欲の高いアクティブユーザーへ効果的な訴求が行えるデータです。ご興味がございましたら、お気軽にこちらからお問い合わせください

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